翻訳テクニック集 目次

くっついて小さくなって

インターネットもすっかり日常生活に浸透しました。調べものは言うに及ばず、日常的にネットショッピングをしている人も多いでしょう。

調べものやネットショッピングのときに閲覧するページのことをWebページといいます。厳密にいうと、Webページとはインターネットで公開されているページのことであり、ホームページもWebページの1つです。Webページを特定の領域に集めたものをWebサイトといいます。英語ではwebsiteと書きます。

英語ではwebsiteと書きます、と述べましたが、もともとこの単語はWeb siteと2語で書かれていました。それがWebsiteと1単語につなげて書かれることが増えてきて、やがて小文字で書かれるようになりました。実際、"Web site" でGoogle検索すると3億2500万件見つかるのに対して、websiteで検索すると72億件も見つかります。実にWeb siteの20倍です。

注: 2022年4月4日時点の検索結果です。

英語ではこのように、最初は複数の単語で書き、その概念が一般化するにつれて1単語で書くようになる傾向があります。何年も翻訳をしていると、そんな言葉の変化を肌で感じます。

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