ストレートに読める最初から日本語で書いたような仕上がり

まるでパズルのような文章に出くわしたことはありませんか?

見た目は日本語だけれど、言葉と言葉が複雑にからみ合い、意味がつかめない。パズルのピースをあれこれ組み合わせ、試行錯誤の末にようやく答えが見えてくる。

それはどんな場面でしたか?

そのとき、どう感じましたか?

その会社は信頼できそうですか?

困ったときに親身に相談に乗ってくれそうですか?

やっぱりこの会社・この商品・このサービスで間違いない、と思いましたか?

あなたの顧客も同じように感じています。

ホームページに潜在顧客を誘導できたけれど……

視点を変えてみましょう。

今、御社のホームページに潜在顧客がアクセスしました。商品を探しているようです。

鮮やかな画像とともにキャッチコピーが表示され、サブキャッチに視線が誘導されます。

ここで一気に訪問者を引き込んで、その下の詳細情報で顧客の心にしっかり食い込む……つもりが、なにやら人を寄せつけない文章。日本語みたいだけれど、違和感がある。妙によそよそしくて、妙におしつけがましい。

小さな警戒感が生まれます。どうやら海外の会社みたいだけれど、本気で日本で販売しているのだろうか。いざというときに大丈夫だろうか……。

一部の潜在顧客は他社に流れてしまうかもしれません。

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製品のマニュアルを開いてみたけれど……

この関門をくぐり抜けて製品やサービスの購入に至っても、油断はできません。

製品の使用中に分からないことが出てきてマニュアルを開いたところ、こんな説明が延々と続いていたらどうでしょうか。

……売上データを解析するためにすべての支店からの当日のデータの受信およびデータベースへの保存と完全なデータを使用したその後の処理を同期させるという問題を解決するには、データの受信から結果の出力までのプロセス全体を単一の操作ポイントから処理および管理できるようにする、処理シーケンスを適切に管理するソリューションが不可欠です。……

日本語で書かれているみたいだけれど、情報が入り組んでいる。この文章の構造はどうなっているのか。まるでパズルみたいだ。ああでもない、こうでもないとパズルのピースを組み合わせ、暗号の解読を試みる。あぁ、なんでこんな製品を選んでしまったんだろう……。

顧客の視野には常に他社の類似製品が存在します。マニュアル (ヘルプ) やユーザインタフェースなどの使い勝手も購買行動や顧客ロイヤルティに影響します。

訳文は営業する

多くの企業では営業活動や広告の重要性が認識されています。優秀な営業マンが顧客のニーズを掘り起こす。広告戦略を決めたら、大胆に攻めていく。

同時に、その後を見すえた布石も重要です。製品やサービスが顧客に認知されたら、次の勝負は購買への誘導です。購買後のカギは、製品のリピート購入やサービスの継続利用を促進することです。

翻訳は、新規の購買やリピートに影響します。

読むのに苦労する文章では顧客の注意を引きつけられず、機会損失や顧客ロイヤルティの低下につながりかねません。一般に翻訳は、効果が目に見えにくいためか、広告ほどの重要性が認知されていません。しかし、良質な翻訳によるビジネスのサポート効果には無視できないものがあります。

読みやすく理解しやすい文章は顧客の心をとらえます。これはとても重要なことです。当工房では、翻訳をマーケティングの一環として位置づけ、戦略的に活用することをご提案しています。

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