学習のための参考書籍

当講座の講師が翻訳の勉強に使用した参考書を紹介します。ここでは3冊紹介していますが、この3冊で勉強すれば、翻訳の仕事を獲得できるだけの力が十分につきます。 あとは、学んだ考え方を応用して翻訳を積み重ねていけば、どんどん成長することでしょう。

技術翻訳のテクニック (富井篤 著、丸善)

無生物主語構文についての解説が詳しい。他に態の変換、to不定詞の翻訳など、翻訳の基礎技術を、筋道立てて丁寧に解説しています。翻訳技術について学ぶには、これ1冊で十分です。ただし、残念ながら絶版になっているようです。

Welcome to Technical Writing (Larry D. Brouhard 著、日本工業英語協会)

テクニカルライティングのエッセンスが詰まっており、英文を書くときの考え方をしっかり学ぶことができます。 この本で学んだ英文ライティングの考え方は、そのまま日本語のライティングにも応用できます。

当講座の講師が実際に学習に使用したのは「工業英検1級対策」(日本工業英語協会) ですが、絶版になっているようです。その「工業英検1級対策」を復刊したのが上記の本です。

日本語の作文技術 (本多勝一 著、朝日文庫)

語順と読点 (、) の打ち方について、筋道立てて解説しています。 読点の打ち方についてはさまざまな論が出ていますが、論理的で明快なのは本多氏の提唱する考え方です。 当講座の講師が学習に使用したのは初版ですが、2015年に改訂され、新版が出ました。

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